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WiiMusicに思うこと 

皆さんWiiMusicはご存じでしょうか。既にCMし始めてるので知ってる方も多いでしょうが、任天堂が年末に発売するWiiの音楽ソフトです。詳しくはこのサイト見た方が早いのですが、リモコンとヌンチャクで楽器を仮想演奏できるというおもちゃ的なソフトです。
楽器の種類が60種類くらいあって、多人数でセッションを楽しんだりできるのが主な内容。(中には楽器と呼べないものもあったり→ファミコン

このソフトの企画は結構昔からあって、ちょうど学部時代に任天堂を受けた頃から一般に公開されはじめました。(今思えばあの最終面接でヴァイオリンの弾き方や難しい所をかなり詳しく聞かれたのは楽器の演奏に対する面白さを聞きたかったからなのでしょうか)
当時自分も音楽をテーマにしたゲーム、インタフェースを何にしたら良いのか真剣に考えたものです。例えば弦楽器の場合弦が必要となるわけで、既存のゲームコントローラーではボタンが中心…どう考えても打楽器か鍵盤楽器くらいしか再現できません。じゃあKORGのシンセみたいに指で擦るようなパッドがゲームコントローラーにあっても良いんじゃないかと考えました。これなら指の位置と力加減を柔軟に制御できるからです。要はタッチパネルの画面がないものですね、ノートPCについてるような。
それがあれば弦楽器のシミュレートも可能なんじゃないかと思い、おそれおおくも任天堂様に提案させて頂いたのですが残念ながら結果はこの通り(^^;

いや~まさか既存のWiiリモコンとヌンチャクでヴァイオリンを演奏できるようにするとは…w



もういっそのことエアー楽器にしちゃえという宮本氏の潔い発想には負けました。
ゲームなんだから楽譜も練習もいらないでしょ!という、ある意味音楽界に対する冒涜にも思われますが、彼は音楽が持つ本質的な面白さを誰にでも知って欲しいという純粋な発想で開発したとのことです。

楽器が弾けることの単純な面白さ、これは実際に幼少から楽器をやってる人から考えると意外にも難しいものがあります。もちろん弾けることで自己表現の幅が広がり、音を奏でることができるのは実に気持ちよいものです。みんなでアンサンブルするのも楽しい。
ただ、それと同時にクリエイティブな面も持っていて如何にして表現するか、音楽にするかという感覚も備わってきます。自分らしい音楽、音を奏でることにも面白さを見いだしてくるのです。
音楽家の視点だと、WiiMusicを見たとき「こんなのバイオリンの音じゃないw」「弾きっぷりだけで自動で演奏?!音も選べないし何が面白いの?!」と真っ先に思うはずです。人によっては「酷い、音楽の安売りだ」と批判する方もいるようです。

しかし楽器経験のない人が演奏の面白さを仮想体験するだけならそこまで自由度は必要ないのです。

まず音が出れば楽しい。
それで音楽ができるんならなお楽しい。
しかも多人数でセッションまでできる!


おそらくこんな風に思う方が世界中にかなり多くいらっしゃるのではないかと思います。
そこに本格的な音楽は求めてないし、WiiMusicnには音遊びとしては十分すぎる機能が備わっています。よくよく考えればここまでコンセプトを絞ったおもちゃというのも珍しく、今までありそうでなかった遊び方です。(のだめのゲームに似たようなものもあったはずですが)
ただ、忘れやすいですがこのゲームの最も重要な要素は「自分の分身が画面上で演奏している」ということ。フリ真似の動きが画面上にMiiで再現されてるってところが大きなポイントです。これを見ることで「自分が弾いてる感」を想像以上に感じることができると思います。ただ楽譜が画面に出て弾き真似をしたところで「俺何やってんだろ…orz」と感じてしまうのがオチです(ぇ
なんか笑顔で弾いてる姿を見ながら演奏すればそんな恥ずかしさともおさらば!楽しいじゃん!と感じることができるようになるわけです。
これを考えた人は凄い。もし自分なら絶対にそうはしないはず。

ネット上ではこのソフトに賛否両論の議論が飛び交ってますが、間違いなくこれはヒットするでしょう。
自分も最初見たことこれは転けるだろうと思いました。そろそろ任天堂ブームも終焉かと。
それでもなにげにどんな楽器があるのかと毎日サイトをチェックしている自分がいましたがw
WiiMusicには表面的でも純粋な面白さを提供するという目的があり、おもちゃに徹したという姿勢がいかにも任天堂らしく今のエンタメ業界には欠かせない存在になっているのではないかと思います。

ただ、あえて音楽を嗜むものとして意見を言うとすれば、練習して弾けるようになったときの感動、達成感は演奏以上に気持ちよい瞬間であることも伝えて欲しいと思います。
決して子供に「音楽なんてこんな簡単なのか」とか、「誰でも楽器なんて弾けるじゃんw」とか勘違いさせるような事はして欲しくないのです。(音楽を始めるきっかけ作りには良いと思いますが。)
努力の末の喜びもまた、様々な感性の成長には影響してくると思います。これだけで音楽を語られないように、本家のミュージシャンの方にももっと良いモノ・経験を提供して頂きたいところです。
violinとwii

Comments

今更ながら、電子ピアノで鍵盤が光るヤツを引きながら楽しんでます。
同じやつを10回くらいやってるとなんとなくリズムは分るようになるよね。
将来は、ピアノ弾けたらなー…とか。

最近になって、若い時何もしてきてないのを後悔してますよ。

任天堂もいい仕事してくれるの望みます!!

カシオの光るピアノ懐かしいなぁ(笑)
楽器って始めるのは簡単だけど続くための環境作りが実に難しい。
なかなか幼少から自主的に練習とかしないからいかに親が熱心かによって変わってくる部分もあるし…
お子様には是非楽器を体験させてあげてね!

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